OpenRT Platformソフトウェア
ロボット知能ソフトウェアプラットフォーム
RTコンポーネントのモジュール化に基づくシステム構築では,ロボットシステムを設計・開発するフェーズ(システム開発)とそのロボットの動作を設計・開発するフェーズ(動作設計)の2つのフェーズが存在する.これらの開発を効率よく,効果的に開発を進めるためには,それぞれの開発ツールを統合的かつ違和感なく利用可能な開発環境が重要になる.そこで,ロボット知能ソフトウェアプラットフォームでは,システム開発のためのRTコンポーネント開発支援機能,動作設計で利用される応用ソフトウェア支援機能を提供する.さらに,蓄積された要素技術を効率よく再利用し,ロボットのハードウェアを含むシステム設計をサポートするためのロボットシステム設計支援機能も提供する.下にロボット知能ソフトウェアプラットフォームで提供予定のツール群を示す.

OpenRT Platformツール群
OpenRTプラットフォームは、そのほとんどがEclipseのプラグインとして実装されています。現在、実装されたツールは以下の通りです。
- RTコンポーネント開発
- アプリケーション開発
- 動力学シミュレータ OpenHRP3
- 動作パターン設計ツール
- 移動動作設計ツール
- RTコンポーネントシミュレータ
- 作業シナリオ設計ツール
- 実時間ソフトウェア設計ツール
デモビデオ
- RTコンポーネントビルダ、RTシステムエディタ&シミュレータ、動作パターン設計ツール
添付ファイル:OpenRTP.wmv
OpenRT Platform Live イメージ
OpenRTM-aist-1.0、RTコンポーネントビルダ、RTシステムエディタ、OpenHRP3.1等を含んだUbuntuのLiveイメージを作成致しました。こちらからダウンロードをお願いいたします。なお、イメージは1Gを超えていますので、DVDまたは、USBメモリが必要です。